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●うつ病の受給例
Mさんの夫は、仕事のストレスで翌日の出勤を考えると夜も眠れなくなり、精神科に通院していました。睡眠導入剤などの服用で夜は眠れるようになりましたが、早朝から目が覚め、体調はすぐれない日が続きました。
体調不良が改善しないことから、「このまま死ねたらどんなに楽だろう」と自殺願望を抱くようになり、仕事への意欲も低下し、1年間休職を繰り返したため、退職を余儀なくされました。
退職後も、引き続き精神科に通院していましたが、3ヵ月後、今度は躁状態が出現し、アルコールの量が増え、テレビショッピングなどで高額商品を頻繁に買うという行動が見られました。
その後、うつ状態と躁状態を繰り返し、精神科で双極性感情障害(躁うつ病)と診断されました。何度か軽微な仕事にも就きましたが、1~2ヶ月しか続かず、Mさんは、経済的なこともあり、夫の障害年金受給のため、年金事務所を訪れました。しかし、精神疾患は受給が難しいと言われ、当センターにご相談に来られました。
初診日もはっきりしており、障害認定日(初診日より1年6ヶ月経過した日)時点の診断書も取得できたため、年金事務所に申請をし、1年間にさかのぼって障害年金2級がもらえることになりました。